元関西ジャニーズJr.のメンバーで、2023年3月に退所された奥村颯太さん。奥村颯太さんは2012年から2023年までジャニーズで活動。彼の持ち味は、聞きやすくくて耳障りの良い声。関西ジャニーズJr.時代には、番組でのナレーションを務めたり、舞台にも出演したりと、幅広く活躍されていました。
そんな奥村颯太さんですが、3歳の時に白血病と診断されました。
・白血病の初期症状について
僕が発症した時は食欲の低下や普段よりも落ち着かない様子等の異常行動、発熱があったそうです。
最初の診断では風邪でしたが、納得出来ない母が血液検査を申し出たところ、白血病と診断され大きな病院を紹介されました。 #小児がん
— 奥村颯太(ホンモノダヨ) (@Honnmono_okumra) April 12, 2023
ちなみに僕がとこまで行ったかと言うと、BLAST98%です。よく生きてたな?あとBLAST98って言われた日に病院のベッドから落ちました。よく生きてたな?
— 奥村颯太(ホンモノダヨ) (@Honnmono_okumra) April 12, 2023
BLASTって?
ざっくり言えば体の血液が白血病に侵されてるのかを示す数値。
98%はもう正常な血液が2%しかありません。— 奥村颯太(ホンモノダヨ) (@Honnmono_okumra) April 12, 2023
BLAST基準値とは、血液検査で白血病の診断に用いられる項目の一つです。BLAST基準値は、一般的には0.3~2.0%とされています。これは、白血球の中でBLASTが占める割合を示しています。
奥村颯太さんの命は「誰かの献血」のよって救われました。奥村颯太さんは、当時を振り返り感謝の気持ちをツイートされています。
そして20年前、献血をして下さった方。
その方達のお陰で僕は生きています。血は生ものです。献血をしても保存できる期間は決まっています。常に血は足りません。
僕は輸血を受け、体重も足りないので献血をする事が出来ませんが可能な方は是非、協力をお願いします🙏
— 奥村颯太(ホンモノダヨ) (@Honnmono_okumra) April 12, 2023
奥村颯太さんは、抗がん剤治療を受けたことで低身長の晩期合併症と診断されました。低身長の晩期合併症とは、低身長の原因となる病気や治療が、成長後にさまざまな障害や症状を引き起こすことです。低身長の晩期合併症の発生率は高く、移植を受けた小児の約7割が何らかの晩期合併症を有すると報告されています。
奥村颯太さん、治療には成功しましたが、まわりの病気への理解は正しいものではありませんでした。
母が経験した出来事があるのですが、周りのママ友に子供が癌であると話した時に、友人たちが子供に癌がうつらない様に自分達から離れていったと語っていました。
癌は人にうつる病気ではありません。癌になった本人だけでなく、それを支える両親にも負担は掛かります。
そのことは忘れないでほしいです— 奥村颯太(ホンモノダヨ) (@Honnmono_okumra) April 11, 2023
また、体が弱かったためか人とのコミュニケーションが苦手だった奥村颯太さん。そんな奥村颯太さんを支えたのは、関西ジャニーズJr.在籍時代の彼のファンでした。
10年間のジャニーズでの活動を経てジャニーズ事務所を退所された奥村颯太さん。奥村颯太さんの退所に対して、ファンからは彼の才能や人柄を称えて惜しむ声が上がりました。
しかし、奥村颯太さんは、今Twitterアカウントを開設し、自身の経験や思いをつづっています。奥村颯太さは、小児がんサバイバーとしての生き方や、献血の大切さなどを伝えることで多くの人々に勇気や希望を与えています。それは、彼のフォロワー数の多さが示しています。
奥村颯太さんのジャニーズJr.時代は終わりましたが、新しい道は始まったばかりです。彼がこれからも元気に活躍することを願っています。
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