2023年3月に公開された話題の映画『シン・仮面ライダー』のロケ地についてご紹介します。この映画は、庵野秀明監督が仮面ライダー生誕50周年を記念して手掛けた作品で、原典となる1971年のテレビシリーズを現代的に再解釈したものです。主演は、本郷猛/仮面ライダー役に池松壮亮さん、緑川るり子役に浜辺美波さん、一文字隼人/仮面ライダー第2号役に柄本佑さんが務めました。
この映画では、様々な場所で撮影が行われましたが、その中でも特に印象的なロケ地をいくつかピックアップしてみました。それでは、早速見ていきましょう!
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小河内ダム
小河内ダムは、東京都西多摩郡奥多摩町にある多目的ダムで、奥多摩湖を形成しています。仮面ライダーの原作でも重要な場所であり、1971年4月3日放送の仮面ライダー第1話「怪奇蜘蛛男」でのロケでも使用されました。この場所でのロケは「原作のオマージュ」と言えるでしょう。
神栖駅
神栖駅は、茨城県神栖市にある鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の駅です。この駅は、映画の中で本郷とるり子が貨物列車に乗り込むシーンや、本郷が追われるシーンなどで使用されました。神栖駅は、貨物列車や工場などが多く見られる工業地帯の雰囲気を持っており、映画のテーマに合ったロケ地となりました。
中央銀座商店街
中央銀座商店街は、群馬県高崎市にある商店街で、昭和レトロな雰囲気が漂っています。この商店街は、映画の中で本郷とるり子がアーケードを歩くシーンなどで使用されました。中央銀座商店街は、特撮作品のロケ地としてもよく知られており、「機界戦隊ゼンカイジャー」などでも撮影されています。
UBE三菱セメント・宇部セメント工場
『シン・仮面ライダー』を手掛けた庵野秀明監督は宇部市出身で、宇部市のセメント工場「UBE三菱セメント・宇部セメント工場」もロケ地として使われています。宇部市は山口県にある港町で、工業や文化が発展している街です。セメント工場は高さ約90mのタワーや余熱設備など、圧倒的なスケールの工場設備があります。そんな工場の中で、仮面ライダーが活躍するシーンが撮影されました。映画の予告編では、仮面ライダーがタワーから飛び降りたり、敵と戦ったりする様子が見られます。工場の雰囲気と仮面ライダーのデザインがマッチしていて、迫力満点です!
角島大橋
角島大橋とは、山口県下関市にある橋で、日本海に浮かぶ角島と本土を結ぶ全長1780メートルの橋です。この橋は、映画のラストシーンで、シン仮面ライダーがサイクロンで駆け抜けます。
以上、シン仮面ライダーのロケ地を紹介しました。皆さんも、ぜひ一度訪れてみてください。シン仮面ライダーの世界に触れることができるかもしれませんよ。
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