どこまでJAPAN

いきものがかり水野良樹が仮面浪人をしてまで一橋大学を志望した理由

学歴

いきものがかりのギター・ボーカルの水野良樹さん。高校時代に元メンバーの山下穂尊さんとユニットを組んだことがいきものがかりのスタートでした。その後、2人の同級生の妹である吉岡聖恵さんが加入したことで3人編成となりました。


水野良樹さんと山下穂尊さんが高校三年生となり、大学受験を控えたため2000年9月にいきものがかりは一度解散します。
水野良樹さんは、社会学を学びたいとの思いから一橋大学を志望します。しかし不合格となったため、明治大学政治経済学部に入学します。
それまでの人生を振り返り、野球部を退部したことや音楽コンテストで準決勝止まりだったことに悔いを感じていました。「一度立てた目標を中途半端にするのが嫌だった」という理由で仮面浪人を決意。
もちろん、両親には反対されます。
そこで、水野良樹さんは両親にプレゼンします。私大(明治大学)に4年行くより、私大(明治大学)に1年、国立大に4年行く方が学費が安くなると説得、そして、予備校の学費は自身のバイトでまかなうと約束しました。
その後、過酷な仮面浪人生活が始まります。午前4時に起床、海老名サービスエリアで午前9時までアルバイト。2限目から明治大学で講義を受け、その後予備校、学習室で勉強。そして終電で帰宅という生活がスタートしました。

もちろん、明治大学の友達には仮面浪人のことは内緒にしていましたので、誘われれば遊びに行っていました。
時間や金銭的にも限られた中での受験勉強は大変だったと思います。その努力が実り、翌年に当初志望の一橋大学社会学部に合格されました。

同じ年、吉岡聖恵さんは昭和音楽大学短期大学部入学。山下穂尊さんも一浪を経て法政大学社会学部入学されます。

2003年春、いきものがかりは再活動を開始。夏にインディーズデビュー。2006年3月15日にシングル「SAKURA」でメジャー・デビューを果たしました。

その後、続々とヒット曲を生み出すいきものがかり。そのほとんどが水野良樹さんの作詞・作曲です。

 

大学では労働問題のゼミに所属、卒業論文では「音楽産業における権利」を研究。そして一橋大学社会学学士の学位を取得した水野良樹さん。一橋大学で学んだ社会学はミュージシャンとなった今も役に立っているそうです。

明治大学政治経済学部は中退しましたが、一橋大学社会学部卒業というユニークな学歴を持つ水野良樹さん。頭も良くて、音楽の才能もあるが故の経歴です。なかなか真似できるものではありませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました